湯郷温泉近隣の桜の名所「津山城(鶴山公園)」に足を運んできました。
今年は例年よりも開花が遅く、見頃を迎えたのもちょうど二週目の週末。
あいにくの曇り空でしたが、やわらかい光に照らされた桜もまた趣がありました。
正面の階段を登ると、目上には満開の桜が迎えてくれました。
さくら名所100選にもなっているだけあり、流石の見応えです。
およそ1,000本のソメイヨシノが咲く津山城。
「上からの景色はどんなだろう?」と期待が膨らみます。
城門前にある津山城主・森忠政公の銅像です。
津山藩の初代藩主として津山城を築き、津山藩の地盤を作り上げました。
安土桃山・江戸前期の大名で生まれは美濃。
歴史でもよく名を聞く織田信長の近習・森蘭丸の同母弟になります。
時間帯によっては混み合う城門。
時間も早かったお陰か、スムーズに通ることが出来ました。
門をくぐると、右手の高台から城跡全景を見渡せるスポットがあります。
ここの桜は下の方から咲き始めるので、手前は一部葉桜になっていました。
快晴の日には青空と桜色の見事なコントラストをお楽しみいただけます。
さくらまつり開催中には、いろいろな催しや展示も行われます。
今年は津山市内で使われていた酒樽と大きな兜のオブジェが飾られていました。
周りの桜のも満開で見応えがあります。
階段を登り、様々な角度から桜と石垣を楽しめるのが津山城の醍醐味。
幅が大きく、段数も結構あるので、花を眺めながら休み休み登ります笑。
見上げれば、空を背景に映える石垣と桜。
見下せば、山や街を借景に広がる桜。
とても綺麗です。
上に進めば、重なる桜から姿を見せる備中櫓もお楽しみいただけます。
中腹の広場ではご当地グルメテントも出ていました。
B級グルメでご存知の津山ホルモンうどんです。
良い香りがあたり一面に広がり、ちょっぴりお腹も空いてきました笑。
さらに上に登ると、備中櫓の撮影スポットがあります。
正面の石垣の上から櫓の方を見ると…
ちょうどこんな感じに。
夜のライトアップ時も綺麗に照らされる備中櫓をご覧いただける場所です。
最上部まで登ればこんな一休み出来る場所も。上に広がるのは藤棚です。
ゴールデンウィーク頃は藤の花もお楽しみいただけます。
歩き疲れたので、ここでちょっと休憩。
ベンチに座って一休み中も、こんな中々な景色を一望出来ます。
お弁当を持ってきてここで昼食も良いかもしれません。
人が多い時には混み合う場所でもありますので、ご注意を。
そして、一望といえばこちらの天守閣跡。
城跡の西側にあり、津山市街地をひと眺めする事が出来ます。
良い眺めです!
今年もたくさんの人の目を楽しませてくれた津山城の桜。
さくらまつりも本日、4月15日までです。
来年の満開は、是非晴空の下でも眺めたいものです。
また、その時をお楽しみに。