現代アート in 津山の城を見てきました!
湯郷温泉からお車で約30分、桜の名所鶴山公園にて開催中のアートイベントです。
会場には津山市在住の美術家・太田三郎さんをはじめ、岡山に縁のある
現代美術家の作品が沢山展示されていました。
順を追ってその様子をご紹介いたします。
展示場所となる公園の最上部、まず目に入って来るのは、
藤棚に展示をされている高松明日香さんの絵画。
時代劇からのワンシーンをモチーフに、美しい女性達の姿が描かれています。
この藤棚は、津山城でいう「大奥があった場所」という事で
今回の様な演出になったとの事。成程!と納得です。
続いて発見したのがコチラ。
「・・・なんだか大きなタイヤが置かれているな。」と思ったら。アート作品でした!
タイヤの表面には、何やら恐竜らしきものが彫られています!
その昔、津山は海に覆われていたそうで、
河原という地区では巻貝やカバの様な動物の化石も発掘されています。
そんな太古の動物達の姿が、化石燃料を原料としたタイヤに掘り起こされる・・・。
何とも興味深いですね!
入江早耶さんの作品です。
物見櫓(やぐら)の前にはこんな人の顔が置かれていました。
実はこれ、津山城の城主である森忠政をモチーフに作られた被り物(!)
松岡徹さんの作品です。
これを被れば、お殿様の気分になって櫓から街を見下ろせます!
(実際は視界が狭くなり危険ですので、お控えください。)
そして、こちらは石垣に囲まれたスペースに置かれた北川太郎さんの石の彫刻。
側らの作品説明には、
「強い石垣が残る空間に、大理石で制作された異質な要素を取り入れることにより、
空間の魅力が強調されるものと考えている」とのコメントが。
確かに、この作品があるだけで周りの空気感がピンと張りつめ、静寂さをも感じとれます。
物質の存在感というものは凄いですね~。
さらにさらに、色んな作品が展示されている「現代アート in 津山の城」。
隣接する津山文化センターも展示会場となっております。
会期は11/23(水)まで!是非、お近くに起こしの際は足をお運びくださいませ☆
第14回おかやま県民文化祭地域フェスティバル
「文化がまちに出る!プロジェクト in 津山」
現代アート in 津山の城
期間:11月12日(土)〜23日(水・祝)
会場:「津山城跡(鶴山公園)」
午前8時40分〜午後9時(最終入園8時30分)
入場料300円
「津山文化センター」
午前9時〜午後5時(木曜休館)
入場料無料
出品アーティスト:井手豊、入江早耶、太田三郎、北川太郎、
下道基行、高松明日香、松岡徹
詳細情報:http://tabiart16.e-tsuyama.com/